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「偽りの花嫁は逃げられない」の主な登場人物
アリシア・・・ヴィクラス家の私生児。病弱な母の薬と引き換えに偽りの花嫁になることに。
カール・エイドリアン・・・ヴィクラスの政敵。12年前に自分を助けてくれたヴィクラスの一人娘を想っている。
ヘレナ・ヴィクラス・・・アリシアの異母妹。カールと結婚するため、アリシアを偽の花嫁としてカールとの結婚を目論む。
チェイス・アンドレアス・・・ヴィクラスの騎士。アリシアの見張り兼護衛。アリシアに想いを寄せる。
「偽りの花嫁は逃げられない」36話のあらすじ※一部ネタバレあり

アリシアの元へ向かうカール
一軒の家の周りを取り囲む護衛。
そこへ、カールがやってきました。
「閣下 こちらです」
「全員 外で待機しろ」
アリシアと、こんな形で再会することは、カールにとって本意ではありませんでした。
(俺を見て 君はどんな顔をするだろう)
怖がられても、軽蔑されても、カールに出来ることは…。
アリシアが生きていることをヴィクラス公爵が知れば、アリシアは全ての罪を着せられて確実に命を奪われるでしょう。
また、皇后にアリシアが魔女だと言われてしまったら、カールの手に負えなくなります。
そして何よりも、カールはアリシアを手放したくなくなくて…。

どんな言い訳を並べても、カールはアリシアを手元に置いておけるならどんなことでもしそうですが…⁉
カールに怯えるアリシアは?
部屋に入ってきたカールを見て、怯えるアリシア。
震えている手を押さえようと、ギュッと握りしめています。
「一人か?」
「…えっ?」
チェイス・アンドレアスと一緒に逃げたと報告を受けていたことを話すカール。
アリシアは、チェイス卿は関係ないことと、逃げたわけではなく、ヘレナに帰宅の許しを得たことを話しました。
「アリシア」
必死で説明しているアリシアの言葉を遮って…。
「え… どうして私の名前を…」
カールはアリシアに1歩近づきます。
そして椅子に座っているアリシアを見下ろし…。
「ヘレナ・ヴィクラスが 4んだ」



なんだかぎこちない2人だな…。まあ、仕方ないか…。
カールの命令
アリシアは、あの爆発でヘレナが4んでしまったことを知り、動揺します。
もし自分があのまま結婚式に出ていたら…。
「アリシア」
カールに呼ばれ、ハッとするアリシア。
ここで初めて、カールがここまで自分を探しにきた理由を考えました。
(もしかして 私を責めるため? なぜヘレナ様ではなく お前なんかが生き残ったんだと)
2人が愛し合っていたと信じて疑わないアリシアは、そう決めつけてしまいます。
それなのに、4んだのが自分でなくて良かったと思ってしまうアリシア。
目の前にいるこの男は、愛する人を失ってしまったのに…。
「…ごめんなさい …本当にごめんさない」
ポロポロと涙を流すアリシア。
スッとアリシアの前に跪き、アリシアの頬に流れる涙を指で拭うカール。
「アリシア 君には酷だが これからは君が ヘレナ・ヴィクラスだ」



アリシアはやっぱり❝身代わり❞はやめられないの⁉
アリシアを守るために
カールの言葉を聞いて、驚愕するアリシア。
「…は? …今なんと?」
カールは逃げた平民が生き残る道は他にないと簡潔に伝えます。
「私は56してません‼」
カールは、事実が重要なのではないと冷たく言いました。
アリシアが生き残るためには、❝ヘレナ・エイドリアン❞になるしかないのだと…。
「君に 選択肢はない」
そう言って、カールは部屋を出て行きました。
ドアの外に出たカールは、ドアにもたれ座り込みます。
部屋の中からアリシアの泣き声が聞こえてきていました。
(君を守るためなら なんでもするから)
(俺から離れないで)
「偽りの花嫁は逃げられない」36話の感想と考察


ついにカールと再会してしまったアリシア。
アリシアはカールにあまりいい印象を持っていないので、これから何があるのか怖かったでしょうね…。
ヘレナに帰っていいと言われて、外に出たのに、なぜか建物が爆発…。
何がなんだかわからないですよね…
でもこれはヘレナも知らなかった、ヴィクラスの自作自演でした。
最初からアリシアを56すつもりで、母の治療費もくれるつもりはなかったんですよね…。
なんという暴君…。
カールはすでに、すべての陰謀を知っているということが救いです。
でも、アリシアが逃げ出さないように慎重にならざるを得ないですよね…。
いくらアリシアをずっと想って来ていたからといっても、ヘレナを救世主だと思っていたんですから…。
これからはアリシアの信頼を得るために、頑張りつつ、ヴィクラスとの今後をどうしていくかですね!
37話も楽しみです!






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