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「公女様は未来を見通す」97話のあらすじ※一部ネタバレあり
お祭りに出かけたカミーラたち
アイスラの怒りを鎮めて、春がやってきたので、街ではお祭りが開かれていました。
アルトオン伯爵からカミーラが祭りに出かけたことを聞くエスクラ公爵。
「護衛は?」
「騎士を二人連れて行かれたと聞いています」
たったの二人だと聞いて、何やら考えている様子です。
こんなに天気のいい日に開かれるお祭りは初めてなので、かなり賑わいそうな予感がしていました。
ガタンッ
おもむろに席を立つエスクラ公爵。
「こ…公爵様?」
突然の突飛な行動に驚くアルトオン伯爵。
「やはり一度見回っておいた方がよさそうだ」
「えっ⁉」
机の上には、処理しないといけない書類が山積みです。
書類はどうするのかとアルトオン伯爵が尋ねると、民の安全の方が大事だと言ってスタスタとドアに向かうエスクラ公爵。
(いつから民の安全を案じるようなお方に…?)
祭りを楽しむカミーラたちは?
お祭りをしている街に到着したカミーラたち。
旗が飾られ、たくさんの出店と人でごった返していました。
こんなにあっさり冬が終わるなんて、なんだか拍子抜けしたカミーラ。
でも、誰かを恨み続けるのも想像以上に体力を使うものですし、アイスラも疲れていたのかも…と考えます。
最後にカミーラに言った別れの挨拶も、怒りを鎮めるきっかけを与えた感謝の気持ちだったのかもしれません。
とにかく無事に解決したので、お祭りを楽しもうと思った矢先…。
バチバチッ‼
アルシアンから渡された、防御魔法のかかったイヤリングが嫌な音を立てていました。
ビリビリと耳に伝わる不快な振動に、顔をしかめるカミーラ。
(防御魔法…? これが発動したってことは誰かに攻撃されてるってことになるけど…)
「ひとまず場所を変えましょう!」
ターゲットは間違いなくカミーラなので、人込みにいると周りを巻き込みかねません。
誰の仕業かわかりませんが、人気のない場所まで走って…!
路地裏に現れたのは…?
なんとか路地裏まで走ってきたカミーラたち。
ですが、攻撃は止まりません。
見上げると、大勢の刺客たちがカミーラを狙っていました。
「さすがはお嬢様!大人気ですねぇ…」
護衛の騎士が二名で立ち向かいますが、刺客たちの数が多すぎるためカミーラは恐怖を感じていました。
いざとなればジェノ様に身体に入ってもらって、戦うつもりではいますが…。
(たかが17で生涯を終えるなんてまっぴらごめんだから!)
気丈に振る舞うカミーラですが、怖いものは怖い。
(家族もいないこんな場所で一人孤独に…)
ギュッと目を瞑ったその時。
ビカッ
ズシャッ
目の前で刺客が斬られます。
カミーラは悲鳴をあげて、後ろに尻もちをつきました。
目の前には、エスクラ公爵とアルトオン伯爵が…。
「一人は生け捕りにしろ」
「御意」
アルトオン伯爵は魔法を使って、次々と刺客たちを退治していって…。
(うそっ アルトオン伯爵って…魔法士だったの⁉)
エスクラ公爵はカミーラに近づいてきますが…。
(…まさか 怒ってる?)
「公女様は未来を見通す」97話の感想と考察

アイスラの怒りが鎮まった途端、春になるなんて街の人たちもビックリでしょうね?
冬服しか持ってなかったらどうするんだろう…?
カミーラが取引したから、すぐに春夏の服とか手に入るのかな?
細かいところが気にはなりますが、お祭りが開催されるなら見学したいですよね!
楽しい雰囲気の中、普通に楽しむのかと思いきや…なぜか狙われるカミーラ。
どうしてなんでしょうね?何が目的なのかまったくわかりません…。
でも、今までもなぜかカミーラが狙われる、不可解な事件がありましたよね?狩猟祭だったかな?
同じ人物から狙われている可能性ありますよね?
エスクラ公爵がなぜか心配して見回りに来たので、カミーラが傷つかなくて本当に良かったです!
エスクラ公爵ってカミーラの本当のお父さんなのかな?
98話が気になります!

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