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「もう一度、光の中へ」主な登場人物と始まりの話
始まりの話
イデンベル帝国の皇女アリサには腹違いの妹マリアンヌがいました。
マリアンヌは金色の瞳を持ち、誰かも愛されるのに、アリサはなぜか家族からも城の使用人たちからも冷遇されています。
そんな日々を過ごす中、マリアンヌへの毒さつ未遂を疑われ、４刑に。
もう人間には生まれ変わりたくないと願うアリサですが、なぜかイデンベル帝国の敵対国・エルミール帝国の皇女アイシャとして転生します。
前世とは違い、家族から愛情たっぷりに育てられるアイシャ。
精霊使いの能力も持ち、過去との因縁に立ち向かう！
作家名はTicaTica先生、YUYA先生、Siyo先生。出版社はDaewon C.I.Inc.です！
主な登場人物
アイシャ・ド・エルミール・・・エルミール帝国の皇女。イデンベル帝国の皇女アリサとしての前世の記憶を持つ。精霊使い。
イシス・ド・エルミール…エルミール帝国の皇太子。アイシャの腹違いの兄。アイシャを溺愛している。
アイリス・ド・エルミール…エルミール帝国の皇后。アイシャの母。優しくて芯が強い。
ティリオン・ド・エルミール…エルミール帝国の皇帝。アイシャの父。戦いの英雄。
ルミナス…精霊王ルミナス。アイシャに興味を持ち人間界で暮らすことに。人間界での呼び名はルーン神官。
ビオン・ベルトモア公子…エルミール帝国の第２騎士団長。イシスの友人。
アルディエフ・リオテン…リオテン公国の第１公子。
アルミーニャ・リテオン…リオテン公国の公女。
マリアンヌ・デル・イデンベル…イデンベルの第５皇女。アリサを陥れた張本人。黒魔法を使う。
「もう一度、光の中へ」77話のあらすじ※一部ネタバレあり
本から出て来た手紙？
探し疲れて寝てしまったミーニャの持っている本から、何か紙の端切れみたいなのが出ていることに気がつくアイシャ。
（手紙かな？）
そーっと引き抜いてみます。
ミーニャ：「うっうん 皇女殿下？」
ミーニャが目を覚ましました。
アイシャ：「あっ 起こしてしまいましたか？」
アイシャが握っている手紙を見て、ミーニャがそれは何かと尋ねます。
アイシャ：「公女が読んでいた本に挟まっていた物です」
2人で中身を開いてみますが…。
（何て書いてあるの？）
何かいい手がかりかもしれませんが見たことない字で書いてあるようですね…
手紙の中身は精霊語？
手紙の中身を見てみますが、中に書かれている文字は古代語でもないし、エルミール語やイデンベル語でもなさそうです。
ふと思い立つアイシャ。
アイシャ：「確かではありませんが 精霊にも言語があると書いてあるのを見ました 精霊語ではないでしょうか？」
そこで、アイシャはルーに手紙を見てもらうことに。
ルー：「精霊語ですね？」
アイシャ：「やっぱり そうなのね！」
ルーに読んでもらうと、精霊使いたちの紛争の話のようです。
ミーニャ:「この時 彼らが精霊王を召喚しようとお互いに妨害をしていたとしたら… それが紛争の始まりだったってことですよね？」
アイシャ:「はい…」
（これは… 誰に宛てた手紙なのだろう？）
精霊使いたちの紛争って…なんだか不穏な感じですね
ミーニャとアルディのひととき
夜、灯りを持って廊下を歩いていると、外のテラスにアルディが座っているのが目に入ったミーニャ。
ミーニャ:「こんなところで 何をなさっているのですか？」
アルディ:「ああ ミーニャか 書類に目を通していたんだ 夜風がだいぶ涼しいな」
ミーニャはアルディが座っている丸テーブルの向かいに腰掛けます。
2人は最近の近況を伝えあいました。
エルミールを手玉に取るどころか、振り回されていることを笑うミーニャとアルディ。
明日は神殿にアイシャと一緒に行くことを話します。
ミーニャ:「どうですか？お兄様もご一緒しませんか？」
アルディはその誘いを断って…。
兄妹でエルミールを手玉に取るつもりが…なんだか振り回されている方が物事がうまく進みそうですよ？
魔道工学品のランプ
まだ書類を読むとアルディが言うので、ミーニャはゴソゴソと何か取り出しました。
ミーニャ:「殿下が貸してくださった魔道工学品です 魔力の代わりに注入してくださった精霊力が入っているんですよ」
ミーニャがスイッチを入れると、20センチくらいの細長い筒状のランプが明るく光りました。
アルディ:「これを… 精霊力で動かせるのか？」
そのランプは勝手に浮いて、アルディの手元を照らしています。
ミーニャ:「はい！とても不思議でしょう？」
一緒に読んでいた本の中に、書いてあった内容をアイシャが研究してできたランプでした。
アルディはこのランプのオーラに心当たりがあるようで…？
アルディは何に気がついたんでしょうね？
「もう一度、光の中へ」77話の感想と考察
手紙の内容は、ルーが解読できて良かったですね！
精霊語の手紙なんて、思いもよらなかったんじゃないでしょうか？
ここに何か手がかりがあるのかと思いましたが、特になさそう？
ミーニャの神殿に言って、再度考えてみるのかもしれませんね。
それにしても、アイシャの作ったランプ？勝手に浮いて手元を照らしてくれるなんて…‼︎
現代でもありそうですけど、ないですね…。
魔法ってやっぱりすごい！
アルディがランプから感じたオーラって、もしかしてルミナスのオーラとか？
そうなると、なんだか嫉妬心を感じちゃったりしたのでしょうか？
78話も楽しみです。
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